【 KLMオランダ航空 】
KLMで契約5年で雇止めされた日本人客室乗務員32名は、職場復帰を勝ちとるため、裁判でたたかっています。
第3陣3名は、訓練期間を含め5年2ヵ月の雇用だった為、もともと無期雇用の権利があったとされ労働審判で勝利しました。その後会社の異議申立で裁判に移行しましたが10月14日に結審し、いよいよ来年1月17日に判決となります。13:10~東京地裁631号法廷です。
また、第1・2・4陣の29名は11月29日に14回目の口頭弁論期日を終えました。3陣につづき、来年こそ職場復帰の判決を勝ちとりたいと、支社前での宣伝行動などに取り組んでいます。引きつづきご支援をお願いします。
【 大韓航空 】
大韓航空では、もともと5年契約だった日本人客室乗務員が2年で雇止めになり、再雇用を求めて日本支社との交渉を行っています。
日本支社は「本社の方針」との主張に終始、自主的解決を行う意志がないことから、JCUは不誠実団交として、東京都労働委員会に申し立てを行いました。
11月17日に3回目の調査が行われ、労働委員会は解決に踏み出すよう働きかけましたが、大韓航空はかたくなに動かないため、調査続行となりました。3名の客室乗務員は来年も引きつづき頑張る決意です。
【 チャイナエアライン 】
中華航空でもコロナ禍を理由に契約制客室乗務員が雇止めになりました、
現在、36名が再雇用を求めてねばり強く会社と交渉を行っており、10月28日の7回目の交渉を踏まえ、解決へ向け最終的な投げかけを行っています。
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3社とも契約制であることから不安定な雇用になっていますが、本来、どの国も客室乗務員は正社員雇用が基本になっています。
契約制客室乗務員であっても正社員と全く同じ機内乗務を行い、乗客の安全とサービスを最前線で担っています。
JCUは、全国の非正規労働者とともに、組合員の安定した雇用を求めていきます。
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