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航空局のFRM基準づくりで、国内線はどうなるの?【 出社時間によって勤務時間制限が変わります 】

8月6日
読了時間: 3分

現在、航空局ではFRM(疲労リスク管理)基準づくりが進められています。

具体的に国内線ではどうなるのか、「中間とりまとめ(案)」を見てみましょう。

1日の勤務時間の制限が、以下のようになります。

*「勤務時間」とは、出社時間~退社時間(Block in後30分)の時間です。

①   1日3便乗務の場合  ☆ 現在、JALでは、1日 3便までとなっています

■   出社時間 05:00~05:59 ➡ 11時間30分まで (出社時間~Block in まで)

■   出社時間 06:00~13:59 ➡ 12時間30分まで (      〃          )

■   出社時間 14:00~15:59 ➡ 11時間30分まで (      〃           )

■   出社時間 16:00~翌04:59 ➡ 10時間30分まで (     〃          )

 

②   1日4便乗務の場合  ☆ 現在、ANAやSKY、JJP等では、1日 4便乗務が作られています

■   出社時間 05:00~05:59 ➡ 11時間まで  (出社時間~Block in まで)

■   出社時間 06:00~13:59 ➡ 12時間まで  (      〃           )

■   出社時間 14:00~15:59 ➡ 11時間まで  (      〃            )

■   出社時間 16:00~翌04:59 ➡ 10時間まで  (     〃           )

 

③   1日5便乗務の場合  ☆ 現在、ANAウイングスやJAC等では、1日 5便乗務があります

■   出社時間 05:00~05:59 ➡ 10時間30分まで (出社時間~Block in まで)

■   出社時間 06:00~13:59 ➡ 11時間30分まで (      〃            )

■   出社時間 14:00~15:59 ➡ 10時間30分まで (      〃            )

■   出社時間 16:00~翌04:59 ➡ 9時間30分まで (     〃            )

 

④   1日6便乗務の場合  ☆ 現在、HACやRAC等では、離島間の1日 6便乗務があります

■   出社時間 05:00~05:59 ➡ 10時間まで  (出社時間~Block in まで)

■   出社時間 06:00~13:59 ➡ 11時間まで  (      〃            )

■   出社時間 14:00~15:59 ➡ 10時間まで  (      〃            )

■   出社時間 16:00~翌04:59 ➡ 9時間まで  (     〃            )

 

⑤   それでは、国内線と近距離国際線における 1日1~2便乗務では どうでしょうか

 

■   出社時間 05:00~05:59 ➡ 12時間まで  (出社時間~Block in まで)

■   出社時間 06:00~13:59 ➡ 13時間まで  (      〃           )

■   出社時間 14:00~15:59 ➡ 12時間まで  (      〃            )

■   出社時間 16:00~翌04:59 ➡ 11時間まで  (     〃           )

 

↑ この基準により、広州往復や香港往復の長いパターンは改善される可能性があります。

実際に、JALではこれらの長い国際線近距離勤務が改善されました!(祝)

今後、この国内線と近距離国際線で、休息時間や十分な食事時間をどう確保させるかが大きな課題になっています。(注1)

尚、乗務時間の制限は、「連続28日間で100時間制限」、「連続365日間で1,000時間」となりました。

また、休養時間は、「8時間の睡眠を含む10時間の休養」 が必要との基準になりました。

そして、深夜早朝(02:00~05:59)に業務を行う場合は、さらに休養を追加する、との基準になりました。(注2)

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(注1)   客乗連では、「国内線と近距離国際線に関する休憩取得」 について、EASA(EU航空局)基準を載せるよう、要望を出しました。

【EU基準】

EASAの規定に基づくショートフライトにおける休息、食事のルールは以下の通りです。

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■勤務中の食事休憩(栄養補給の機会)

乗務勤務時間 (FDP=出社時間~Block in) が6時間を超える場合、航空会社は客室乗務員に対して、食事と水分を補給する機会を提供しなければなりません。

通常の食事時間帯をまたぐ場合 :  例えば11:00に出社し、22:00に退社するといったスケジュールの場合、通常の食事時間が2回含まれるため、2回の食事機会を与える必要があります。

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(注2)   深夜早朝(02:00~05:59)を含む時間が「2時間未満」の場合は、2時間を追加する

深夜早朝(02:00~05:59)を含む時間が「2時間以上」の場合は、4時間を追加する

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これからも、より良い労働環境をつくるため、みんなで声を出していきましょう!



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