国内線・近距離国際線でも 食事休憩時間が必要です【 EU 並みの基準を求めます 】
- 1 日前
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現在、航空局では FRM(疲労リスク管理)の具体化として、客室乗務員の勤務時間の上限や休養時間な どについて、基準づくりが進められています。
「乗務員の疲労は安全に直結する」 ため、客室乗務員の疲労状態を、安全上、許容できるレベルに維持 するよう管理するのが目的です。
航空局はこの基準について、EU のルール (EASA 規定) を当てはめるとしています。
ところが、部分的に日本独自の考えを取り入れ、改善に結びつくとは言えない部分があることから、 JCU も加盟している客室乗務員連絡会(客乗連)は、主に以下の点について、航空局に要望書を提出し ました。(6月28日)
1 国内線・近距離国際線での 「食事・休憩時間」 の改善のため、EU ルールの記載を!
現在、多くの航空会社で1日4便乗務のアサインがあり、中には5便乗務が行われている会社もありま す。 こうしたショートフライトでの食事・休憩時間は、EU ではどのようなルールになっているのでしょうか。
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【 EASA(欧州航空安全庁)の規則(ORO.FTL) 】 勤務中の食事休憩(栄養補給の機会)
■ 6 時間超の勤務: 乗務勤務時間(FDP)が 6 時間を超える場合、航空会社は客室乗務員に対して食 事と水分を補給する機会(Nutritional Break)を提供しなければなりません。
■ 通常の食事時間帯をまたぐ場合: 例えば「11:00 に出社し、22:00 に退社する」といったスケジュール の場合、通常の食事時間が 2 回含まれるため、2 回の食事機会を与える必要があります。
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日本では上記の 「食事・休憩時間」 に関する国の基準が明確になっていないため、8~10時間を超え る勤務にもかかわらず、休息時間はほとんどなく、十分な食事時間も取れない実態があります。
(JCU の職場アンケートに寄せられた声:抜粋) 2026年4月
・ 「食事できる時間がほとんどなかった。緊急時に動ける余力がないのは問題だと思う」
・ 「休憩時間がなく、何も口にできず、頭が 3 レグ目あたりからボーっとしてきた。これで 4 レグ目 に急病人やイレギュラーが発生したらみんな動けるのかと不安に思った」
・ 「10時間ちかい勤務で休憩がなく、食事も急いで立って食べるような状況。常に緊急時を考えて 乗務をするべきなのに、これではただ乗務しているだけで本来の保安任務を遂行することができ ない。安全が第一であるという原則を考えて勤務を作ってほしい」
こうした切実な声を受け、JCU と客乗連は、引き続き、国内線・近距離国際線での食事・休憩時間を確 保するよう取り組んでいきます。
2 その他の要望について
(1) 長距離国際線での休息については、すべての機種にクルーバンクの設置が必要です。今回の基 準づくりに当たり、クルーバンクが設置されていない航空会社に対し、機材の改修を指導するよ う求めました。
(2) 疲労レポートについて現在、「無記名で OK」 の会社もあれば、「記名式」のため、出しにくい会 社もあり、項目についても各社バラバラです。客乗連は、この疲労レポートについても航空局が 責任を持って管理、指導し、提出しやすくするよう、要望しました。
(3) 基準ができた後の運用についても、不具合や修正が必要と判断された場合は見直しの検討を 行うよう求めました。
今後も、客室乗務員が疲労を蓄積しないよう、みんなで勤務の改善をめざしていきましょう!




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