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FRMを基本に、客室乗務員の勤務改善を!

  • 2月27日
  • 読了時間: 3分

FRMを基本に、客室乗務員の勤務改善を! 

~ 疲労は安全に直結します ~ 

➡ JALで HKG・CAN往復が 廃止に!

FRM(疲労リスク管理)とは、「疲労は安全に直結するため、疲労状態を管理する」ことを言います。

国際民間航空機関(ICAO)は、乗務員に対する疲労リスク管理(FRM:Fatigue Risk Management)の導入を義務付けています。

「乗務員は、疲労により乗務に支障がある場合には乗務しない」こと、また、「会社は乗務員の疲労を考慮する」とともに、「支障がある場合には乗務させない」こと等を規定に明記するとしています。

日本でも2025年10月から航空局が有識者による検討会を立ち上げ、客室乗務員の働き方の制限などについて方向性を出しました。

これに先駆けて、JALでは香港往復パターン、広州往復パターンが廃止になり、ステイパターンに改善されます。

また、ビジネスクラスのany time you wish サービスも廃止になります。

この他、JALでは1連続勤務(スピリット勤務/中断勤務)もなくなりステイ扱いになります。【客室乗務員連絡会からの報告より】

あなたの職場ではどのように改善されますか? 

航空局では以下の最低基準が決まる方向です。(主な内容を抜粋)

【乗務時間制限】

👉 連続 28 日間  = 100 時間 まで

👉  連続 365 日間 = 1000 時間 まで

【飛行勤務時間 = 出社時間~ Block inまでの時間】 (国内線)

(注)もし退社時刻が「Block in後30分」の場合、「勤務時間制限」は下記に30分プラスする

勤務開始時刻

 

 

飛行回数

 

 

 

1~2ラン

3ラン

4ラン

5ラン

6ラン

0:00~4:59

11H

10.5 H

10 H

9.5 H

9H

5:00~5:59

12H

11.5 H

11 H

10.5 H

10H

6:00~13:59

13H

12.5 H

12 H

11.5 H

11H

14:00~15:59

12H

11.5 H

11 H

10.5 H

10H

16:00~23:59

11H

10.5 H

10 H

9.5 H

9H

 例えば05:00~05:59に出社する1日5回乗務 の場合、「飛行勤務時間」の制限は10時間30分、もし退社時間がブロックイン後30分の場合は、今後11時間までになります。(ANAでは現在、どの時間帯でも5ラン時は12時間まで可能)

*国際線の制限と休息時間の最低基準は追ってご紹介します。

【休養時間】

◆   勤務終了後から次の飛行勤務までに必要な休養時間 = 10 時間

(ただし、ベッド等の適切な休養設備で睡眠の取れる時間が 8 時間未満となる場合は、8 時間を確保するための追加の休養時間が必要)

◆   飛行勤務に WOCL(Window of Circadian Low:身体的低調期 = 02:00~06:00の時間帯) を含む場合は勤務終了後に以下の休養時間を追加

👉 WOCL を含む時間が 2 時間未満の場合、2 時間プラス

👉 WOCL を含む時間が 2 時間以上の場合、4 時間プラス

 


今回、航空局が出す勤務制限などの基準は、勤務を作成する上での「最低基準」です。各航空会社は、引き続き「疲労の蓄積のない勤務づくり」が求められます。

また、FRMの基準づくりは今回で終わりではありません。

みんなで 健康の不安のない勤務に向けて声を上げていきましょう!

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