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2025年 新春 平和と労働条件向上の年に

更新日:1月8日

 1月1日能登半島地震、2日羽田空港衝突事故と衝撃的な年明けとなった2024年は、記録的な猛暑、豪雨、裏金問題総選挙で自公過半数割れ、そして12月末の2件の航空事故で1年が終わりました。

大きな視野で行動する大人の責任

 日本で毎年繰り返される豪雨災害、猛烈な台風の襲来、世界でも猛暑、干ばつ、豪雨、台風、さらに山火事と自然災害が深刻化していますが、いずれも地球温暖化で起きると警告されている現象です。

 ロシアのウクライナ侵攻から始まった戦争、イスラエルによるガザ地区攻撃は長期化し、罪もない民間人の犠牲が続いています。12月25日にはアゼルバイジャン航空機がロシアの防空システムの攻撃で墜落したとみられていますが、2014年マレーシア航空機の撃墜に続き同地域で2件目の犠牲です。

 民間航空は平和でなければ発展しないし、民間航空による国際交流が活発になれば、それが戦争の抑止につながります。したがって航空労働者は平和運動に積極的に取り組むことが求められます。

 核廃絶を求めて長年運動してきた日本被団協がノーベル平和賞を受賞しましたが、地球環境や国際平和、それらに大きく影響する政治の問題に関心を持ち、できる行動をしていくことが、私たち大人の未来への責任だといえます。


働きやすい職場の実現・生活を守る取組みは待ったなし

私たちの生活を見れば、物価の上昇でお財布が軽くなるばかりです。円安による輸入物価の上昇で、2025年の値上げ品目は24年を上回ることが予想されています。

航空は訪日需要がコロナ前を超え、旅客数が史上最高となりました。大挙して訪れる外国人が日本の物価を安く感じるのは、円安の影響とともに、かれらの賃金が大幅に上がっているからです。

日本政府は、経済の好循環実現へ賃金の引上げを求めていますが、訪日需要で経営環境は良いと言える航空産業は、賃金・労働条件の大幅引き上げをすべきです。

2025年JCU内では、KLM雇止め事件が大詰めを迎え、ANA不当労働行為事件は中央労働委員会でのたたかいが本格化します。そして、世間一般の労働組合と同じように、SKY支部、ZIPAIRでは25春闘をたたかう準備を進めています。

25年は巳年ですが、巳=ヘビは縁起が良く、金運上昇、幸運が訪れると言われます。また、白ヘビは弁財天の遣いで、富をもたらすと言われています。

25春闘は巳年にあやかって金運・幸運を勝ち取りましょう。


以上 

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