ANAとの団交報告(つづき)

JCUは、7月28日と8月26日、ANAと職場改善に向けた交渉を行いました。


< 国内線でも休憩・レストが必要です >


ANAは「労基法の内容を踏まえて適正に運用している」と言いますが、その一方で「休憩または、みなし休憩が必要であるとも必要でないとも言えない」と答えています。

これでは法律どおり運用しているとは言えません。


例えばAさんは8月に「一日4便」を飛ぶ日がありました。

8時間以上の勤務時間でありながら、お弁当を食べられた時間はわずか8分、その他はまったくレストも取れず働きどおしだったそうです。


2014年にJALの有志が「休憩がとれない」という問題を労基署に申告しました。その後、労基署から会社に調査が入り、その結果、編成が増え、サービスも軽減され、上空でレストがとれるようになりました。


ANAは、休憩・レストがとれていない実態をごまかすのではなく、法律に沿った対処を早急にすべきです。


< 60歳になったらなぜ飛べなくなるの? >

JALでは、60歳の定年後、希望者は全員フライトをつづけられます。

しかしANAでは会社からの評価が最高位のわずかな人しかフライトをつづけられません。その他の客室乗務員は、乗務経験が活かせない関連地上勤務などに出向になります。


法律(高年法)では「働く意欲のある誰もが年齢に関わりなく、その能力を十分発揮できるよう高年齢者が活躍できる環境整備を図る」とされています。


ANAでも希望者は全員、フライトが続けられるよう、労使協定を改善すべきです。


< 「評価賃金制度」は、差別 や ものの言えない職場の大もと!人権侵害の一掃を!! >


ANAでは、CP(チーフパーサー)資格がありながら20年以上もCPをつけない、昇格もさせないという差別、人権侵害が行われています。


また、会社の個人個人への「評価」がすべてフライトメンバー表で公表されることにより、ストレスが増大する、上司にものが言えなくなる、という安全運航にも逆行する深刻な実態があります。


経団連の企業行動憲章の中には「全ての人々の人権を尊重する経営を行うこと」とあります。

ANAは、職場における差別やパワハラ・人権侵害を一掃し、明るく働きやすい職場、のびのびと意見が言える企業風土を確立する必要があります。このことは安全運航の為にも重要です。





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